「彼女にもこんな風にやさしいの?」
そう聞かれることがあります。
僕にとっては普通のことなのですが、男性本位な関係に悩んだり、満足していない女性が思っているよりも多いのかもしれません。
経験豊富そうな女性と会ってもそう言われるので、自分本位なセックスしかできない男性が多いのかなと思います。
スマホやインターネットの普及もあり、今では10代でもスマホでアダルトビデオを見ることができます。
男性の場合は視覚からの性的刺激によって興奮する性質をもっています。
そのためAVはより刺激的であればいいのです。
女性をリラックスさせるために、のんびり紅茶を飲みながら語らう時間も必要がないし、女性に気を使って部屋を暗くすることもないし、女性に合わせたゆっくりした動きよりも終始激しい動きで、とにかく刺激的な映像を作っているわけです。
そういったただの作り物・フィクションの映像を見て、それがセックスというものだと思ってしまう男性が残念ながら多いのだと思います。
ちょっと想像力の足りない男性だと、AVの内容を信じてそれを真似ようとするかもしれません。
相手を思いやる心があってこその、一つの深いコミュニケーションであることを伝えるのが大切だと思います。
小学生や中学生の性教育ではコンドームの付け方とか、避妊や妊娠についてとか、体の機能的な部分ばかりを説明していますが、もっと大切なことがあるのだから、しっかりとした性教育も大事のような気がします。
マッサージでもセックスでも、相手に満足してもらえる努力をすることが大切だと思います。
自分の気持ちよさは一旦置いておいて、相手が気持ちよくなってもらえるためにどうすればいいかを考える。
そのためには、相手をしっかりと見て感じて、反応を見逃さないように努めないといけませんが、相手としっかりと向き合うというのはセックスに限らず、日常生活でもとても大事です。
セックスで満足できていない=本来の自分と相手が向き合えていない、と言ってもいいと思います。
性の不一致で別れたり離婚したりという話もありますが、スローセックスを心がけて相手を思いやりお互い努力すれば、乗り越えられる場合が多いのではないかと思います。
特殊な性癖とかの場合は、また別でしょうけれど…
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