いい年なので、髪の毛が薄くなってきました。
これからは「ヅラピスト」ととして精進して参ります。よろしくお願いします。
さて今回は、お客様ではなく、僕自身のことについて書いてみます。
聞いてきた方には答えているので知っている方もいますが、女性用風俗の仕事をしてから彼女ができ、そして結婚しました。
結婚できたのは、今までお会いしてきたお客様が、僕に自信をくれたからだと思っています。
以前の僕では、自分に自信がなくて上手く告白やプロポーズができたかどうか….
この前、お付き合い一周年だったので、好きなところ100というものを書いて贈りました。
改めて文字にしてみると、書くほうもあれこれ考えて相手へ対する気持ちを再認識できるのでとてもよかったです。
結婚しているので当然結婚指輪もしていますが、予約で伺うときに指輪は外していません。
(もちろん、マッサージのときは外します。)
それってどうなの?と思う人もいるかもしれませんが、僕は指輪を外して会うというのは、なんだか嫌なんですよね。
お客様は指輪を見ることで
・相手はどんな人だろう?
・この仕事のことをどう思ってるんだろう?
・私よりきっと素敵な人なんだろうな…
・私のことなんて大切にしてくれないだろうな
・やさしくしてくれるのも、やっぱり仕事だからかな
などなど、いろいろ考えてしまうであろうということもわかっていますが、結婚してるかしてないかは、依頼に何の関係もないはずです。
大切な人がいるからって、お客様を大切にしなくなるなんてこともないし、それも何の関係もないはずです。
「お客様の立場になって考えて、指輪は外すべき」と考える方もいるかもしれません。
それがお客様を大切にするために必要なことなのかもしれませんが、僕はお客様のために自分というものに仮面を付けてまで仕事をしたいとは思わないです。
「既婚セラピスト」それでもいいと思ってくれるお客様が来てくれたらいいので。
マッサージではよくお客様に「自分を誤魔化したり、仮面を付けたり、我慢したり、偽ったりしないことが大切」みたいなことを話したりしています。
そんな自分が、指輪を外してお客様に会わなければならないって、おかしくないですか?
妻が大事ですが、お客様も大事です。
別にどちらかしか大事にできないなんてことはないし、両者に何の関連もありません。
妻がいることで余計なことを考えてしまう方は、自分という存在が”あやふや”だから外的要因に揺さぶられて考えなくていいことを考えてしまうだけです。
予約してくれたお客様に対して、僕はありのままを見つめるつもりで会います。
だからお客様も、ありのままの僕を見つめて欲しいと思っています。
福山雅治さんが結婚したとき、ファンクラブの会員数が減ったりとかもあったみたいですが、本当にその人のことが好きならその人の幸せを願えるはず。
結婚はショックかもしれないけど、応援する気持ちまで無くなるのだとしたら、それは恋に恋していただけじゃないかと思います。
現実から目を背けるために、夢を見させてくれる偶像でずっといて欲しいという、自分勝手な考え方は、アイドルの恋愛禁止なんていうのと同じだと思います。
自分の幻想に他人を引き込んではダメでしょう。
今日は「酢鶏」を作りました。
美味しくできた。
食べてくれる人がいると楽しく料理できるので、主夫に向いてる気がする。
そんなわけで、「愛妻家ヅラピスト」をよろしくお願いします。
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