自信を持てないっていう人はけっこう多いと思うし、僕も自信がそんなにあるわけではありません。
昔はもっと自信が持てなかったし、誰かを好きになったりだとか、誰かに好きと思ってもらったりなんかできないんじゃないかと思っていました。
じゃあ「自信」ってなんでしょう?
自信を持てない人は、
・自分は何もできない
・こんな簡単な勉強や仕事もできない
・可愛くない・かっこよくない
・失敗してばかりだ
・ほかの人に比べて自分はダメだ
・頑張ってもできないから自分に価値や能力はないんだ
などなど…自分を責めたり、世間や他人と比べたりして落ち込んで、もっともっと自分の中の自信というものを小さなものにしていっていると思います。
では、何でも出来てイケメンで仕事も優秀な人は、自分に自信を持っているでしょうか?
そういう人が何か失敗をしたり、困難に陥ったとき、常に自信を持って対処できると思いますか?
自信というものはそんな表向きの、薄っぺらいものではありません。
その字の通り、「自分を信じる」ことだと思います。
自信とは自分を信じることであって、仕事や勉強ができないとか、他の人と比べてダメだとか、そういった対外的なことが自信を持てなくさせているわけではありません。
自分を信じるには自分を好きになったり愛することができないと難しいので、自分はダメだと思い込んでいる限り、自信はなかなか持てません。
自信を持つ(自分を信じる)ためには、ダメな自分自身を責めたり誰かと比べたりして価値をつけずに、ダメな自分も認めてあげることが必要です。
自分を責めたり比べたりして、自分自身を傷つけ、嫌い、押し込めて閉じ込めてみて見ぬふりをしても、自信を持つどころか、自分自身に不信感を植え付けてしまいます。
そして自分のことが嫌いになってしまいます。
自分が嫌いな人に、どうして自分を好きになれないのか聞くと、自信がないからと答える人が多いと思います。
自信を持つには自分を好きにならないといけないけど、自分を好きになるには自信が必要で…なんだか出口のない堂々巡りの思考に陥ってしまいます。
自分を信じられなければ、頑張ろうと思うことも難しいです。
上手くいかなくても失敗しても、頑張っていれば自分自身を褒めて、認めることができるので、「もう頑張れない」というくらいに自分に不信感を感じてしまっている人は、一人で立ち上がることが難しいのだと思います。
そんなときに誰かに相談できたり、自分を認めてくれたり、愛してくれる人がいるといいのですが、自信がない人はダメな自分を人に見せたくないと思ったり、もっと頑張らなきゃいけないと思って、さらに自分にダメ出しをしてもっともっと頑張れと責め続けてしまい、人に助けを求めたり、頼ったりすることができない人もいます。
だから、そんなに自分を責めなくてもいいし、なんとか頑張ろうと自分を苦しめてでも前に進もうとしている自分を客観的にみてみてください。
傷ついてボロボロで情けない姿をしているかもしれないけれど、とても一生懸命に生きている自分がみえませんか?
ダメだダメだと思っていた自分が、実は真っ直ぐ前を向いて力強く進もうとしていることに気がついてください。
そんな自分を責めないで、よく頑張ったね、苦しかったねと、抱きしめてあげてください。
あなたが自分を抱きしめずに責め続け、倒れてしまったとき、世界は同時に死んでしまうと思っていいのです。それくらい大事なことです。
ところで、僕はこんなことを偉そうに人に語れるような人間ではないと、どこかで思ってもいます。
仕事ができる方ではないし、勉強もそれほどできません。
でも僕は仕事ができるようになりたいわけではないし、ましてや誰かと比べてその人より仕事ができるようになりたいとか、有名になりたいとか、誰かのようになりたいわけではなく、僕は僕のしたいことを精一杯して、自分なりの幸せを探したり、生きる意味を感じたり、美味しいものを食べたり、ぐっすり眠ったり、誰かと語らったりしたいだけです。
なので、このブログを読んでいる人に愛情を込めてメッセージを送りたいから僕は書いているだけです。
何かを感じてくれたら嬉しいけど、感じなくても別にいいのです。
ただの自己満足でも、僕は自分のことが好きなのでそれでいいんです。笑
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