旅行へ行くとあれもこれもと欲が出てしまって、疲れてヘトヘトになってしまいます。
もうちょっと好奇心を抑えて余裕をもたないとダメですね…
翌日の天気はまずまず…
電車で嵐山へ向かいます。
渡月橋は渡る人で歩道が詰まってしまうほど。
でも見事な桜です。
嵐山駅周辺を歩いていると、なんだか見覚えのある看板を発見。
ヒョウ猫の森….?
倉敷にあるヒョウ猫の森と同じですね!
この後和菓子作り体験を予約していたので、行けなかったのですが、機会があれば行きたいです♪
やってみたかった和菓子作り体験!
まずは生地を伸ばして、型で切り取って作る干菓子。
3日ほど乾燥させれば完成らしく、持ち帰ってあとで食べます。
型抜きで余った生地はその場で食べたのですが、乾燥前の干菓子の生地を食べる機会なんて作るときくらいしかないでしょうし、そんな余り物でさえも貴重な体験です。
続いて上生菓子
色の着いた餡を伸ばして、中に黒餡を入れて丸めて、指と三角の棒などを使って形を作っていきます。
粘土細工のような感じで楽しみながら作れます♪
手先は器用なので我ながらまずまずの出来!時間があればもっと修正したいけど…
一つは抹茶と一緒にその場でいただきました。
優しい甘味と、抹茶の苦味のコンボで、旅の疲れなど忘れてしまう一時でした。
でもやっぱり疲れてるのは疲れてるので、無理してあちこち行かずに映画をみることにしました。
「夜は短し歩けよ乙女」
原作の小説は何年か前に読んだことがあります。
ほんの一夜の話なのに奇想天外な出来事が乙女の周りで次々と起こっていき、乙女に惚れている先輩が必至に彼女に近づこうとするも、彼女の巻き起こす事態に今一歩届かない…
願掛けのためにパンツを何年も履き替えないパンツ番町や、イケメンかつ学園祭実行委員で権力もあるのに女装趣味もある変な友人たち、京都の夜の町を牛耳る三階建てのバスに住む老人、古本市の神などに協力(ほぼ邪魔?)されながら、乙女のハートを射止めんと(主に水面下で必至に)頑張る先輩。
彼女は夜の京都で様々な人達と出会い、縁を繋いでまた人と出会い、人と人の縁を繋ぎながら歩いて行く。
先輩は彼女の後ろを追いかけながら様々な人と出会い、彼女とまともに出会えぬまま、しかし様々な縁に引きづられ、少しずつ彼女の中心へと近づいていく。
小説の方が妄想が好きな人にはおすすめです。
自称天狗が空を飛んだり、鯉のぼりを口から出して空を飛ばしたり、乙女が自分と同じくらいの大きな鯉のぬいぐるみを背負って学園祭を歩いたり、空から鯉が降ってきたり、ちょっぴりヘンテコな日常が楽しめます。
京都が舞台の話だったのは忘れていて、映画をみているうちに思い出しました。
京都で京都舞台の映画をみることになるとは、これもまた縁だったのかもしれません。
この記事へのコメントはありません。