マイライフ・アズ・ア・ドッグという1985年の古い映画の監督ラッセ・ハルストレムの新作ということで気になって観てきました。
そんなに映画通じゃないので、監督の名前とか全然覚えてないし、マイライフ~も内容がうろ覚えだけど、好きな映画です。
内容は簡単に言うと犬と人間との絆のお話。
主人公…ならぬ主人犬?の目線でストーリー話が進む感じで、小さな子供のような犬のセリフや感情がとても愛おしいです。
出会った少年に対する純粋な愛。
犬として産まれて、生きることに真っ直ぐで、どんな環境でも素直に精一杯。
やんちゃでいろいろとやらかしてしまって怒られたりするのも、面白くて笑えました。
少年と犬が出会ってから、何年も経ちやがて少年は青年へ。
彼女も出来ても、犬と一緒に3人で川で遊んだり、ドライブに行ったり。
成長しても絆は変わらず、お互いに信頼しあい、助け合って生きている。
でも少年と一生を共にして、幸せにすると心を決めても、犬の寿命は人間より短くて…
…充実した犬生だった…と思ったら、まったく別の犬として生まれ変わって、そして様々な人との関わりで人間との絆や、自分の生き方を学んでいく。
そして何度生まれ変わっても忘れない、あの懐かしい匂いを再び感じた….
動物に弱いのでめっちゃ泣きました。
生まれ変わって、時には愛情を感じない人との出会いもあるけど、それで人間というものを学び、相手との絶妙な距離感を保ちつつ、自分のしたいことをする。
人間より短い人生だからか、純粋だからか、いつでも一生懸命に生きている姿は、人間にとっても学ぶところが多いような気がしました。
もしかしたら賢い犬は本当に何回も生まれ変わって、魂が成長していっているのではないか、そんな風に思いたくなります。
観た後、「よし、犬飼おう」と猫派の僕も思いました。(動物好きなので猫も犬ももともと飼いたいと思ってるけど)
最近感動してないなぁ~なんていう方にもおすすめです。
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