全ての女性と、スタッフを守るための感染対策
今までスタッフの性病検査はもちろん、お客様自身にも性病検査を実施していただき、利用されるお客様全員の性病の感染の心配を減らして安心して利用できるよう配慮して参りましたが、HPVウイルス(ヒトパピローマウイルス:子宮頸がんの原因とされているウイルス)の感染を防ぐため、今後は直接的な粘膜接触を排除したサービスを徹底していきます。
HPVウイルス自体は性行為をした経験のある人なら、ほとんどの人が感染しているウイルスと言われているありふれたウイルスです。
感染しても多くの人は自身の免疫力によって自然排出されます。
しかし、HPVの種類は100種類以上存在するといわれており、そのうちの14種類のハイリスク型HPVと呼ばれるウイルスが、子宮頸がんに進展する可能性が高いといわれています。
20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受けるよう推奨されています。
実は2013年に国が無料で受けられる定期接種に子宮頸がんワクチンを加えましたが、現在はその呼びかけを中止しており、最大で70%以上あった接種率は、今や1%未満です。
子宮頸がんワクチンのいま|けさのクローズアップ|NHK おはよう日本
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/06/0624.html
そのため、20代~30代の女性ので年間2000人がかかっているほど、子宮頸がんの発症率が増加しています。
海外では既に女子だけでなく男子もワクチンを接種できるように動いており、子宮頸がんを撲滅できる可能性もあるようです。
HPVウイルスで気をつけなければいけないのが、コンドームを使用していても防ぎきれない感染力の高さにあります。
口腔内にウイルスが感染する場合もあり、オーラルセックスでの感染はもちろん、指や皮膚についた相手の体液が自分の粘膜部分に触れても感染する可能性があります。
子宮頸がんワクチンの普及率が低い現状では、粘膜の接触に十分配慮した性感マッサージが必須と考え、以下のようにサービス内容を限定させていただきます。
粘膜同士の接触NG
キス・ディープキス・クンニなど、粘膜同士が接触するプレイは禁止させていただきます。
ただし、クンニはデンタルダム(薄いラテックスシート)越しにより、直接接触を避けてのサービスが可能です。
※性病検査を受けていないお客様へのクンニは、ゴムシート越しでもお受けいたしません。
詳しくは「女性用風俗を利用する前の性病検査のお願い(性病検査割引キャンペーン)」のページをご覧ください。
デンタルダムとは?
歯科治療時に使われる薄手のラテックスシートの名称ですが、女性器に対するオーラルセックス時の性感染症対策のため海外では専用の商品が作られています。
日本ではまだメジャーではなく入手も安易ではない状況のため、コンドームを切り開いたものを使用させていただきます。
粘膜への素手での接触NG
クリトリスに触れる際や膣内へ指を入れる場合は、指用コンドーム(フィンドム)の着用をいたします。
指についている雑菌から膣内を守ったり、爪で膣内を傷つける可能性も低くなりますので、お客様にとっても安心して刺激をお楽しみいただけます。
上記の対策を行うことで、他の性感染症(クラミジア・淋菌・梅毒・B型C型肝炎など)の感染も高確率で防げるため、ご理解とご協力をお願いいたします。
子宮頸がんについての情報は、あかずきん.jpや もっと守ろう.jpなどのサイトをご覧ください。
産婦人科などでは、下記のようなリーフレットも配布してあります。20歳を越えたら何も症状がなくても産婦人科へ行ってみましょう。
下記のリーフレットはあかずきん.jpのホームページからダウンロードできます。