最近のブログで売春と風俗は違うということを書きましたが、今度は「風俗が浮気や不倫になるのかどうか?」について書きます。
売春と風俗の違いについてはこちら→「【風俗業≠売春】その違いとは?人を金で買う?」
結論から言うと「そんなの人それぞれです」
風俗利用に限らず、浮気や不倫の境界線は人それぞれですよね。
- 異性と二人で食事をしたら浮気・不倫
- 食事くらいはいいけど、体の関係は浮気・不倫
- 体の関係があっても、気持ちがなければ別にいい
- ラインでこっそりやりとりするだけで浮気・不倫
結局、「相手がどう感じるか?」です。
例えば会社の同僚と純粋に食事だけのつもりで、全然浮気をするつもりが本人になくても、それを知った相手がどう思うか?その行動によって、相手が傷つくかどうかが問題視されます。
風俗の場合で考えてみると、夫が風俗へ通っていたことを知った妻が、不貞行為(不倫)に当たるとして夫を訴え、それが認められたケースがあるそうです。
男性は風俗を浮気や不倫ではなく、遊びの一つとして捉えている人もいると思いますが、その価値観はあくまで自分だけの価値観であり、女性の持つ価値観とは異なります。
もちろん、男性でも風俗は浮気や不倫に入ると考え、行かない人もいます。
一方で、女性も多様な価値観を持つようになってきているため、結婚せずに恋愛やセックスを自由に楽しむ人も増えています。
「相手が嫌がることをしない」というのは不倫や浮気などの男女関係に限らず大切ですよね。
全く同じ価値観の相手とめぐり合うことはありえないのだから、価値観の違いというものはどのカップルや夫婦でもあると思います。
お互い、相手に合わせていくことが苦ではない関係が理想で、自分の価値観を少しも譲らなかったり、相手に合わせることが苦になると上手くいきません。
嫌がることをしないのは大切ですが、それでも、もっとも大切なものは、自分自身です。
女性用風俗へ来る方の理由は人それぞれですが、多くの場合「パートナーが自分のことを大切にしてくれない」ため、自分ばかりが相手に合わせたり、我慢して過ごして限界を向かえるほど悩んでいたりします。
相手の嫌がることはしてはいけないからと言って、「大切にしてくれない相手のことを大切にする」というのはとても難しいものです。
もしも、あなたのことを大切にしてくれる人が身近にいない場合、あなたが自分自身を大切にしてあげなければ、本当の意味で一人ぼっちになってしまいます。
誰かの嫌がることをしないとか、誰かの迷惑になるようなことをしてはいけないと考える前に、自分は本当は何を望んでいるのか、自分の中のどんな感情を大切にして欲しいのか、それを考えてみてください。
自分を大切にできたとき、相手に合わせることが苦にならなくなります。
それは、相手のためだけでなく、自分自身のためと思えるようになるからです。
浮気や不倫にあたるかどうか?で不安な人は、なぜそれが不安なのか、自分によく聞いてみてください。
パートナーが怒るから?
パートナーが嫌がるから?
パートナーを裏切ることになるから?
パートナーに罪悪感を感じるから?
相手のことを考えているようで、実は「相手からどんな風にされたり、思われたりするだろうか?」という自分の立場を考えているだけだったりします。
例えば、僕がお客様とプライベートでお金は無料でいいよと言って会った場合、仕事ではないので不倫になります。
しかし、それをしないのは妻に怒られるからではなく、「僕がしたくないからしない」です。
自分でしないことを選んでいるのだから、相手の顔色を窺って疲れることはないし、自分が我慢しているといった感覚もありません。
もしも、パートナーが「風俗は浮気じゃないから、行ってきていいよ」と言ったら、行きたいと思いますか?
行きたい、行ってみたいと思ったなら、それはあなたの心の奥にある願望かもしれません。
妻が女性用風俗へ行きたいと言ったら、嫌だけど否定はしません。嫌だけど。
もしその時があったら、風俗へ行きたいと思わせる何かが自分にあるはずなので、反省しなければならないでしょう。
相手の嫌がることをしないというのは、常識のある大人ならそれをしようと思っているはずです。
しかし、相手が理解してくれなくても、自分の進みたい道を進まなければならない時もあります。
自分にとって大切なことを選びましょう。
そして、相手の嫌がることをしないと考えるよりも、相手が喜ぶことをできるように、自分自身を大切にしましょう。
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