悩みを抱えているお客さんに、「もっと自分を大事にしてあげてください」みたいなことを言うことがあるんですが、自分自身もそれをできているつもりで、上手くできていなかったなと気がつきました。
自分の気持ちには素直でいられるようにしているけど、もっとそれ以上のことが必要で、自分のためだけの時間をちゃんと作ってあげるとか、自分のしたいことをしたり、自分の言いたいことをちゃんと言えたりしないと、気付かないうちにどんどん「自分」というものがあやふやになったり霞んだりしていってしまう。
例えばお客さんと出かける機会も多いので、一人で出かけることがほとんどなかったりします。
思い返すと仕事を始めたときから、自分一人でどこか行ったり、何かしなくてもいいから、なるべく予約がとれるように予定を空けておこうとしていて、自分の時間を大事にしていませんでした。
仕事やお客さんや家族のことなど、自分以外のことばかり考えていて、でもどれも自分で選んでやっていることだから、「仕事のことを考えることも自分のことだ」と思ってました。
仕事のことを考えるもの楽しかったし、いろいろなお客さんと会えるのも楽しかったので、自覚はなかったけれど、自分の外の世界は広がっていく反面、少しずつ自分の中の世界が狭くなったり色を失ったり、壊れていったりしていたのかもしれません。
だから僕は自分で自分を守るような力も弱くなっていたと思います。
このことに気がついたのは、最近僕の話を聞いてくれる人にカウンセリングのようなことをしてもらったからです。
自分のことをしっかりとみてくれて、話を聞いてくれる人がいると、自分自身に向き合う手助けをしてくれます。
自分と向き合えれば、自分がどうしたいか、何をすればいいのかは自分の力でみつけることができて、ちゃんと自分を大切にできます。
お客さんの話をしっかりと聞くことができるように、僕も自分を大切にしながら生きていこうと思いますので、一緒に頑張りましょう。
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